ドルマイシンとテラマイシンの違いを徹底比較!選び方と注意点

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ドルマイシン軟膏とテラマイシン軟膏の違いとは?

成分の違いを比較

ドルマイシン軟膏は、主にムピロシンという抗生物質を成分として含み、細菌感染症の治療に使用されます。一方、テラマイシン軟膏は、テトラサイクリン系の抗生物質が主要成分で、広範囲の細菌に対して効果があります。これらの軟膏はそれぞれ異なるメカニズムで細菌を抑制しますが、治療対象となる感染症の種類に違いがあります。

抗生物質の種類と働き

ムピロシン(ドルマイシン軟膏)は、細菌の蛋白合成を阻害することで抗菌作用を示します。これにより、特に皮膚や軟部組織に感染する黄色ブドウ球菌に強い効果を発揮します。
一方、テトラサイクリン(テラマイシン軟膏)は、細菌の成長を妨げるため、様々な細菌に対して広範囲に作用しますが、特に皮膚の炎症に効果があります。

ステロイドの有無

ドルマイシン軟膏にはステロイド成分は含まれていませんが、テラマイシン軟膏にもステロイド成分は含まれません。どちらも抗生物質による治療が主であり、ステロイドの作用による副作用を心配することなく使用できます。

効能・効果の違い

ドルマイシン軟膏は、膿皮症や蜂窩織炎など、特に細菌感染症に対して有効です。
テラマイシン軟膏は、ニキビ湿疹などの皮膚トラブルに対しても使用されることがあります。

使える症状や部位の比較

  • ドルマイシン軟膏:皮膚感染症や膿の排出を伴う傷口
  • テラマイシン軟膏:ニキビや軽度の皮膚炎、外的刺激による皮膚の感染
軟膏名 使える症状 使用部位
ドルマイシン軟膏 膿皮症、蜂窩織炎 皮膚、外傷
テラマイシン軟膏 ニキビ、湿疹 顔、体の広範囲

使用期間と注意点

ドルマイシン軟膏は、通常、短期間の使用が推奨されます。過度に使用すると、耐性菌のリスクが高まります。テラマイシン軟膏も同様に、医師の指示に従い、決められた期間で使用することが重要です。

副作用の違い

ドルマイシン軟膏の主な副作用としては、使用部位のかゆみや赤みが挙げられます。テラマイシン軟膏は、稀にアレルギー反応を引き起こすことがあります。使用後に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、医師に相談することが推奨されます。

どちらを選ぶべき?医師の判断ポイント

ドルマイシン軟膏は、細菌感染が原因で膿が出ている場合や、特定の菌に対しての強い効果が求められる場合に適しています。
テラマイシン軟膏は、比較的軽度の皮膚炎やニキビなど、炎症を伴う症状に有効です。医師は、症状や感染の種類を元に適切な軟膏を選択します。